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【札幌・ススキノ首切断】瑠奈被告が頼りにしていた『ジェフ』“怒り”や“叫び”の原因になることも 母親・浩子被告(61)の7回目の裁判~詳細③

北海道放送 / 2024年12月12日 14時56分

左から、田村浩子被告(61)・瑠奈被告(30)・修被告(60)

2023年、札幌・ススキノのホテルで首を切断された男性の遺体がみつかり、親子3人が逮捕・起訴された事件で、12日午前11時から母親の田村浩子被告(61)の7回目の裁判が開かれ、浩子被告への被告人質問が続いています。

瑠奈被告が大事にしていた「ドール」については、汚れたり、状態の悪いドールを見ると「手入れしたい」などと話していたということです。

また、「ドール」の取り扱いについて、瑠奈被告は気を使っていて、
「指紋などつけてはいけないので、必ず新品の手袋をつけて触れる」
「直射日光を気にしていた。一階の箱に入らないドールにカーテンが遮光性の高いものを買って欲しいと頼まれた」

たくさんの「ドール」を買ったことについては、


「買い始めは高価なもので、買っても3体ぐらいだよと話した。大切に1体のお人形を楽しんで欲しいと言って、瑠奈も了解していたが、あれも必要これも必要となっていった。どうしてか問いただしたことはないが、色々な魂があるのでその“入れ物”として必要と言われたことがある。娘がこの世にいたくにいと言うこともあったが…ドールが瑠奈の生きていくよりどころで、『それ以上に集めないで』と言えなかった」

ナイフは、
「手作りが好きで作家が集まる大規模イベントがあってそこで石を削って作るナイフを買ったと記憶している。飾り用だったと思う」
「包丁とかも好きだった。格安セットで何本か覚えてないが果物ナイフなどを頼んで、届いた時に見せられた。家事用の刃物は切れ味が悪く、新しく買ったら、いつの間にか娘のコレクションになっていたことがある」

以前、証拠として法廷で流れた、瑠奈被告が“叫び声”については、浩子被告が居合わせたこともあるといい、
「触ってほしくないという瑠奈のモノに触れてしまった時に、気持ちが不安定になって怒ることがあった。不用意に使った言葉に『今なんて言った?』と怒ることもあった」

瑠奈被告は、『ジェフ』という人格に頼っていたといい、
「『ジェフ』が助けに来ないとか、不安定なまま起きてくることも。怒りがさらに怒りを呼ぶ。過呼吸を起こした」

「『ジェフ』という人格は、シンシアの恋人。(瑠奈被告が)どんどん好きになっていって、ジェフなしではいられない。ナイフ使いが得意という認識。ピンチの時は助けに来てくれる」

「『ジェフ』は、『ひどい目に遭ったのに助けに来てくれなかった』一晩中叫んでいたことも」

『ジェフ』と結婚式の衣装、インド民族の衣装のようなもの3着買い、儀式的なものもやったといいます。

浩子被告は、『ジェフ』と瑠奈被告が会話する様子を何度も見ていて、話している最中でも、虚空を見るような感じになることもあり、
メイク用品などの相談もしていたということです。

また、「『ジェフと同じ顔になりたい』と言って顔を切ることも。怒って翌日傷が増えていることもあった。止めることは出来なかった」Tと瑠奈被告の当時の状況を説明しました。

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