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積雪が平年の3倍以上「売るほどあるので持って行って…」北海道岩見沢市でバスやJR運休相次ぎ、市民生活に影響

北海道放送 / 2024年12月17日 18時11分

17日も雪が降り続いている北海道岩見沢市。市民生活への影響も長引きつつあります。

村田峰史カメラマン
「ゴミステーションの上には雪がこんもりと積もっています」

信号機にも。車の上にも。マチのいたるところで雪がうずたかく積もっています。

冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心にまとまった雪が降り、岩見沢市では午後4時までの24時間に34センチの雪が降りました。

積雪も119センチと、平年の3倍を超えました。

朝から雪かきに追われた市民は、12月とは思えない雪の量に疲れ気味の人も…。

岩見沢市民
「毎日しんどいですね。売るほどあるので持って行って下さいよ。豪雪地帯が久々に復活した感じ」

この雪の影響で、岩見沢市内の11の学校が臨時休校となりました。

交通への影響も続いています。

北海道中央バスは岩見沢市内線など8路線が運休、4路線の一部区間で運休しています。

JRは17日午後4時現在、特急14本を含む114本が運休となっています。

また、岩見沢駅を発着する普通列車について、江別と岩見沢の間は、このあと午後6時ごろまで本数を減らして運転し、岩見沢と旭川の間は多くの列車に運休が発生するということです。

17日夜も除雪作業を行うため、札幌から岩見沢方面の最終列車の繰り上げが決まりました。

各交通機関は18日も乱れる可能性があるとして、ホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。

一方、18日は、札幌市周辺や留萌地方などで雪が降る見通しだということです。

◆堀内大輝アナウンサーが現地から中継リポート。

目の前が何月の景色なんだろうかというような景色が広がっています。岩見沢駅から車で5、6分。国道12号線との間にある住宅街に来ています。

ちょうど見えている道路は路線バスも走る道路ですが、道幅を広げるための排雪作業が行われています。

朝から一部を通行止めにしながら、重機を使って道幅を広げている作業が午後6時まで続けられるということです。

私は午前9時ごろから岩見沢市に来ていますが、今は少し雪の降り方は弱くなっているように感じます。ほぼ一日中、雪が降り続けているという状況で、時間帯によっては少し先が見通せない雪の降り方になっている時間帯もありました。

歩道にあがってみると、まずこの雪山、道路脇の高さを見てください。12月中旬の時期の雪の高さとは思えないぐらい積み上げられています。

近くに住む住人の方に聞きました。朝起きて、玄関のドアを開けると、膝くらいの高さまで今日は雪が積もっていたということです。

午前10時の時点で、2回雪かきをしたということです。感覚的には、1月か2月くらいの雪の降り方、積もり方だというお話でした。

岩見沢市の除雪の担当職員の方にも話を聞きましたけれども、毎日20センチ以上の雪が、6日間降り続けていると。こんなことは滅多にないことで、なかなか除排雪が追いついていない状況だということなんです。

路線バスが走る道路を中心に排雪作業を優先的に進めているところで、市内の路線バスも運休しているところがありますので、まずはなるべく早く運行を再開させたいということでした。

岩見沢市は平年の3倍の雪が積もっています。

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