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活気を帯びる不用品買取市場 日本のイメージや円安で外国人から需要あり…記者の私物“一眼レフ”はなんと〇万円!

北海道放送 / 2024年12月20日 20時41分

年末の大掃除シーズンが近づき今、活気を帯びているのが不要品の買い取り市場です。
あなたの身のまわりにある品々にも意外な価値があるかもしれません。

北海道函館市の美原地区。

20日、旧イトーヨーカドーの店舗跡に新たなショッピングセンターがオープンしました。

藤田忠士 記者
「奥にあります『さすがや』という買い取り専門店。家の中で眠るいらなくなったものを買い取ってくれるんです」

最近、よく耳にする「買い取り専門店」。
いわゆる質店とは違い、宝石やブランド品などの買い取りだけを行います。

サントリーの高級ウイスキー「響」。
ウイスキーづくり100年を記念した限定品ですが、買い取り価格は8万円から10万円です。

ルイ・ヴィトンのデニム柄バッグ。


30年以上前のバブル期に、10万円で限定販売されたといいますが、買い取り価格は、15万円から25万円です。

また、小型バッグのルイ・ヴィトン「スピーディ」。
取っ手はボロボロで、値がつくのか心配になりますが、買い取り価格は、1万円から2万円です。

価格のポイントは「外国人」だといいます。

さすがや 中川裕介査定士
「買い取ったものはほとんどが需要のあるところに行くので、一番高いところに送る形になるので高価買い取りしています」

そこで、記者も試しに、2018年に発売された私物のデジタル一眼レフカメラとレンズ2本の査定を依頼しました。

さすがや 中川裕介査定士
「大変お待たせいたしました。金額なんですけども、こちら62万円でございます」

藤田忠士 記者
「え!本当ですか?高すぎません?心配になっちゃったんですけど」

さすがや 中川裕介査定士
「状態もよくて、ほとんど傷もない」

藤田忠士 記者
「売ろうかな・・・」

こうして、買い取られた品々はどこへ行くのか?実は、東京都の上野近くの「アメ横」の販売店に送られます。

日本のイメージや円安の追い風で、連日、韓国などアジアの観光客の人気を集めているというのです。

さすがや 事業戦略担当 名倉拓海さん
「日本の中古品というのは、日本人の性格上、きれいに使っているし本物が多いと。日本人ほど新品に対して執着がない。円安のほうが海外の客からすれば安く買えることになるので、安く買えたほうが購買意欲が上がるというのは自然の摂理かなと」

まもなく大掃除の季節。あなたの家にもお宝が眠っているかもしれません。

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