北海道で雪下ろし中の事故相次ぐ…沼田町で80代男性、美深町で80代住職の男性が死亡 警察は2人以上での作業や命綱・ヘルメットの着用呼びかけ

80代男性が死亡した状況を調べている深川警察署

4日午後、北海道沼田町で自宅の軒下で高齢の男性が倒れた状態で見つかり、その後死亡しました。男性は屋根の雪下ろし中に転落したとみられています。

死亡したのは、沼田町更新に住む80代の男性です。

４日午後1時半頃、2階建て住宅の軒下に男性がうつ伏せで倒れているのを80代の妻が見つけ、近所の人を通じて消防に通報しました。

男性に目立った外傷はありませんでしたが、運ばれた病院で死亡が確認されました。

男性は当時、はしごで屋根に登り、１人で雪下ろしをしていたということです。

警察は、現場の状況から男性がはしごから転落したとみて、死因などを調べています。

一方、美深町の寺でも雪下ろしをしていた80代の住職の男性が倒れた状態で見つかり、運ばれた病院で死亡しました。

警察によりますと、住職の妻が屋根の雪下ろしをしている住職を見ていることから、住職は屋根から転落したとみられています。

警察は、雪下ろしをする際は、2人以上で作業することや、命綱やヘルメットを着用するよう呼びかけています。