無人販売所からキャベツなど盗む 「生活に困窮していた」 無職の75歳の男を逮捕 北海道函館市

事件を捜査する函館中央警察署

18日午後、北海道函館市の無人販売所で、キャベツなど野菜9点を盗んだとして、75歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、函館市昭和2丁目に住む75歳の無職の男です。
男は、18日午前９時すぎ、函館市昭和２丁目にある病院の玄関先にある野菜の無人販売所から、キャベツ１玉をはじめ、タマネギ、ジャガイモなど、あわせて９点（販売価格計1900円相当）を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、この無人販売所は客が代金を備え付けの箱に入れて野菜を購入するもので、病院の関係者が、男が金を入れずに野菜を持っていく様子を目撃して警察に通報しました。警察が周辺をパトロール中に男を見つけ、逮捕しました。
取り調べに対し男は「盗んだことに間違いない。生活に困窮していた」などと話し、容疑を認めているということです。警察は、男の余罪についても調べています。