1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

【映える風景】凍った湖面に出現の“宝石”正体は湖底に堆積の植物から出るメタンガス…人気のアイスバブルツアー 北海道・糠平湖

北海道放送 / 2025年1月20日 19時30分

各地で気温が上がった20日の北海道内。一方で、厳しい寒さがつくり出す自然の芸術を鑑賞するツアーが人気を集めています。

森を歩くこと15分、広い雪原が現れました。ここは北海道十勝地方の上士幌町にある糠平湖の氷の上です。ネイチャーガイドが雪を掘り始めると…。

「出てきた!」

凍った湖に現れた重なり合う無数の白い円。「アイスバブル」です。

愛知県からの参加者
「きれいですね、ずっと見たかったこれが」

京都府からの参加者
「宝石が凍った湖の下にあるなんて感激」

70年前のダム建設で造られた人工の湖・糠平湖。

「アイスバブル」のもとは湖の底に堆積している植物から出たメタンガスの気泡です。

それが湖の中で凍り、閉じ込められることでこの自然の造形美が出来上がります。

ここ数年は「映える風景」として注目され、ガイド同伴の撮影ツアーは冬のアクティビティとして人気です。

ひがし大雪自然ガイドセンター 上村潤也さん(38)
「(参加者は)掘り出して自分で見つけたときに、すごく感激している感じがする。思い出に残る景色を持って帰ってもらえたらと思う」

この冬は雪が少なく「宝探し」にはうってつけ、ということですが、氷が薄い場所も多く上士幌町は、プロがガイドするツアーへの参加を勧めています。

・森田絹子キャスター
ネイチャーガイドの上村さんによりますと、今シーズンは雪が少ないうえに気温が高く、雪どけも早い予想で、今週の気温次第ではツアーの終了がさらに早まる可能性もあるということです。

・堀啓知キャスター
環境を守りながら、この美しい自然の営みをいつまでも見ていたいと思います。

■アイスバブル探検ツアー
1月31日まで(予定)1日1回開催
検索「ひがし大雪自然ガイドセンター」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください