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今年は“選挙サマー”7月に行われる見通しの参院選へ、動き出した各党&候補予定者たち 宮本融教授「政界再編、ガラガラポンという形も…」

北海道放送 / 2025年1月20日 21時45分

7月に行われる見通しの参院選まで半年。3議席を争う北海道選挙区では、夏の決戦を見据えた動きが熱を帯び始めています。

仕事始めの日、街頭で声を上げたのは、去年の衆院選で大勝した、立憲民主党の議員たちです。

夏の参院選で、勢いそのままに再選を果たしたい立憲の勝部賢志議員も、言葉に力が入ります。

立憲民主党 勝部賢志 参院議員
「一人一人の生活がしっかり豊かになっていく、あるいは、将来性が見えてくるような政治をつくっていかなくてはならない」

北海道選挙区は、改選の3議席を与野党で争いますが、焦点となっているのは、連携を目指す立憲と国民民主党のどちらが、勝部氏につぐ、2人目の候補を出すかです。

両者で調整が進められる中、国民民主は、独自候補の擁立に意欲を示しています。

国民民主党道連 藤井和則 幹事長
「無所属(で出馬)とか、そういうことをやると、比例選挙も抱えていますから、どうしても公認候補は(国民民主の)道連としては、こだわりたい」

一方、新年交礼会に姿を見せたのは、2019年の参院選でトップ当選を果たした高橋はるみ議員。

前の知事として抜群の知名度を誇りますが、裏金問題で不記載があったことへの逆風が懸念材料です。

自民党 高橋はるみ 参院議員
「反省すべきことは、しっかりと反省しながら、まだ、まだ北海道のために役に立てることをアピールをしていきたい。気合で乗り切りたいと思っております」

同じく自民党から2期目を目指す岩本剛人議員も、警戒感をあらわにします。

自民党 岩本剛人 参院議員
「しっかり、われわれも受け止めて、直すべきところは直して、皆さんの信頼をもらえるためには、どういう政治活動をしなくてはならないのか」

このほか共産党は、新人の宮内史織氏、参政党は田中義人氏の擁立を決めています。

そして、去就に注目が集まるのが。

鈴木宗男 参院議員
「私は自民党に入るのは、あすにでも入れるし、今でも入れる」

前回は、日本維新の会の候補として比例区から出馬した鈴木宗男議員。去年、維新を離党しましたが、夏の参院選にどういう形で立候補するのか、思わせぶりな発言も…。

鈴木宗男 参院議員
「3月中には、きちんとした意思表示はしないといけないと思う。北海道選挙区、おもしろいと思うよ、鈴木宗男が出れば」

北海道文教大学の宮本融教授は、今後の国会の動き次第で参院選の枠組みが、大きく変わる可能性もあると指摘します。

北海道文教大学(HBC選挙解説) 宮本融教授
「石破さんがしのいで、しのいでいけば、政界再編につながるのではないか。参議院も含めて、ガラガラポンという形で、自民党も割れることもあり得ない話ではない」

早くも動きが活発になってきた夏の参院選。今週金曜日から始まる国会の動向にも注目が集まりそうです。

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