「高くて盗みました」他人のタンクから約5000円相当の灯油抜き取る 近所の人が目撃 無職の男(75）逮捕

窃盗の疑いで無職の男(75）を逮捕した小樽警察署

北海道小樽市で、12日夕方、自宅近くのアパートに設置された灯油タンクから灯油を盗んだとして、75歳の男が逮捕されました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは小樽市花園2丁目に住む、無職の男(75）です。

男は、12日午後5時半すぎ、自宅近くのアパートに設置された灯油タンクから、約36リットルの灯油（時価5256円相当）を盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、男は、給油ポンプを使ってタンクから灯油を抜き取り、持参した２つのポリタンクに入れていたということです。

近所の人が帰宅した際、男が灯油を盗む様子を目撃、アパートの管理会社を通じて警察に通報がありました。

警察は、防犯カメラの映像などから男を特定、容疑が固まったとして、22日逮捕しました。

警察の調べに対し、無職の男(75）は「灯油が高くて盗みました」などと動機を話していて、「盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているということです。