中国人観光客の女性がJR函館線の踏切近くで快速電車と接触 意識不明の状態で病院へ搬送 直前まで線路内で写真撮影か 北海道小樽市

23日午前、北海道小樽市のＪＲ函館線で、快速列車と中国籍の観光客の女性が接触しました。

女性は、事故の直前、線路内で写真を撮影していたということです。

23日午前11時半ごろ、小樽市朝里１丁目のＪＲ函館線の踏切近くの線路内で、新千歳空港行きの快速エアポートと、中国籍の60代の女性が接触しました。

女性は、意識不明の状態で病院に運ばれました。一緒にいた夫に、けがはありません。

警察によりますと、女性は、夫と観光で現場を訪れていて、事故の直前、線路内に入りスマートフォンで、海の写真を撮影していたということです。

事故の影響で、函館線の『ほしみ駅～小樽駅』間が一時運転見合わせとなり、快速エアポート13本を含む、19本の列車が運休しました。

朝里駅周辺では、ＪＲ北海道が注意を呼びかけるための看板を設置しているほか、警備会社に委託して、警備員を置いていました。