パトカーが追跡中の車と衝突 逃走を図った40代～50代位の男を信号無視の疑いで逮捕「信号無視をしたかどうかわかりません」札幌市東区

大破したパトカー（27日夜　札幌市東区）視聴者提供

27日夜、札幌市東区で、信号無視をした乗用車を追跡していたパトカーが、この乗用車と衝突しました。この事故によるけが人はなく、警察は、乗用車を運転していた男を信号無視の疑いで逮捕しました。

27日午後6時すぎ、札幌市東区北15条東17丁目で、乗用車が信号無視をしたのをパトロール中のパトカーが確認し、乗用車に停止を求めました。

しかし乗用車は逃走したため、パトカーはサイレンを鳴らし緊急走行で追跡を始めました。

乗用車は約１キロほど逃走を続け、札幌市東区北19条東22丁目の交差点を右折しようとした際、追跡していたパトカーが乗用車と衝突し、乗用車は雪山に乗り上げる形で停止しました。

パトカーも激しく破損しましたが、乗っていた警察官2人と、乗用車を運転していた男にけがはありません。

信号無視の疑いでその場で逮捕されたのは、住所や職業、年齢不詳の40代から50代くらいの男で、取り調べに対し「信号無視をしたかどうかは、わかりません」などと話しているということです。

警察は、男の身元を確認するとともに、運転免許証の有無や、逃走を図った理由などを調べています。