危険運転致死傷罪の見直しを巡り、飲酒ひき逃げ事件遺族らが鈴木法務大臣に要望書を提出 アルコール濃度や速度の数値基準を設けるか考慮求める

危険運転致死傷罪の見直しをめぐり、飲酒ひき逃げ事件の被害者遺族らが鈴木法務大臣に要望書を提出しました。

鈴木大臣は、危険運転致死傷罪の適用で体内のアルコール濃度や速度の数値基準を設けるか、10日の法制審議会に諮問します。

1月31日は、息子を飲酒ひき逃げで亡くした江別の高石洋子さんらが鈴木大臣に要望書を提出。

数値基準を設けた場合に、飲酒運転をした人が厳罰を逃れようと被害者を救護せず逃走する恐れなどを指摘し、議論の際に考慮するよう求めました。