バスターミナルで面識のない男性の足を蹴るなどの暴行か 札幌市の非常勤職員の女(39）を逮捕 札幌市豊平区

暴行の疑いで札幌市の非常勤職員の女（39）を逮捕した札幌豊平警察署

札幌市のバスターミナルで、面識のない男性に暴行を加えたとして、１日、札幌市の非常勤職員の女（39）が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、札幌市経済観光局経済戦略推進部経済戦略推進課の会計年度任用職員の女(39）です。

警察によりますと、女は1日午後9時半ごろ、札幌市豊平区の福住バスターミナルで、偶然居合わせた男性(42)の足を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

被害に遭った男性が「蹴られた、ひっかかれた」と110番通報し、駆け付けた警察にその場で逮捕されました。

警察の調べに対し、女（39）は「相手を蹴ったことに間違いない」と容疑を認めているということです。

札幌市によりますと、女は、去年4月、年度ごとに任用される「会計年度任用職員」として採用され、経済観光局で事務の仕事などをしていたということです。

勤務態度に大きな問題はありませんでしたが、去年5月ごろから体調不良で続けて休むことがあり、それ以来、月に2回ほど上司が面談を行っていたということです。

経済観光局の坂井智則局長は「このたび、経済観光局職員が逮捕されたことにつきまして、市民の皆さまの信頼を著しく損ねる事態となりましたことを深くお詫び申し上げます。現在事実関係の早急な把握に努めておりますが、詳細が明らかになり次第、厳正に対処したいと考えております」とコメントしています。