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【大雪情報】北海道帯広市で記録的な降雪12時間で120センチ…5日も日本海側や大平洋西側で猛吹雪、大雪、高波に警戒

北海道放送 / 2025年2月4日 21時15分

4日午前 北海道帯広市

北海道帯広では、4日午前9時までの12時間で120センチの雪が降りました。これは国内でも観測したことのない雪の降り方となりました。

十勝地方で記録的な大雪になった原因は、低気圧です。

4日午前3時の天気図を見ると、北海道の西と三陸沖に低気圧があります。

低気圧付近は等圧線に沿って反時計回りに風が吹くので、南風が道東に吹き込みました。

海を渡る風で雪雲のもととなる水蒸気をたっぷり含んでいます。

強い風に乗って湿った空気がどんどん流れ込み、雪雲が発達しました。

低気圧の動きが遅く、風向きが変わらなかったことも原因の一つで、長時間、同じ場所で、強い雪が降りました。

5日夜9時の予想天気図を見ると、北海道の北と西に低気圧が進み、西風に変わるため、あすにかけては日本海側や太平洋側西部で猛吹雪や大雪、高波などに警戒が必要です。

今後も道内では荒天が続くため、備えが必要です。

ドカ雪になった道東では、雪がやんでもストーブの給排気口が埋まっていないかこまめに確認しましょう。

5日も湿った雪となるため、懐中電灯など停電への備え、車にはスコップなどを積んで立往生にも備えましょう。

重い雪なので、雪かき前には準備運動をして体を痛めないように気を付けて下さい。

HBCウェザーセンター:児玉晃気象予報士

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