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【令和のバレンタイン最新事情】本命、義理、友チョコなどは過去のモノ?いまや人気ショコラティエを応援する“推し活時代”へ…あなたの甘~い思い出のエピソードは

北海道放送 / 2025年2月6日 20時44分

2月14日のバレンタインデーが近づくと、毎年盛り上がりを見せるのが日本のチョコレート界隈。

本命チョコ、友チョコ、自分チョコ…と、時代とともに多様化するバレンタイン事情。今年はどんな流行を見せているんでしょうか。

森田絹子キャスター
「北海道内最大級のチョコレートの祭典『ショコラプロムナード』にやってきました。やっぱりきょうも本当に混んでいます。いよいよバレンタインデーが近づいてきたという感じがしますね」

SNSで話題になっているドバイチョコや…、ホワイトチョコレートをたっぷりしみ込ませたフルーツ!

会場には、国内外の約110の有名ブランドが集結しています。フレーバーをかけ合わせた人気チョコレートの味は…。

森田絹子キャスター
「いただきます!レモンの香りが爽やかに香って、不思議とバニラのような甘みも感じます!おいし~」

去年から続く「カカオショック」によるチョコレートの価格高騰が懸念されていましたが…。“どこ吹く風”と言わんばかりに、飛ぶように売れているといいます。

大丸札幌店 山田諒典サブマネージャー
「ここではお財布のヒモが緩くなって、好きなものを買っている」

その理由の1つを会場で見つけました。

女性客
「いらっしゃるって知らないで来て、びっくりしています」
「やさしそう、王子様、貴公子…」

自分の好きなチョコレートのショコラティエを応援する“推し活”が大人気なんです。

この日は“フレンチの巨匠”といわれる、ジョエル・ロブション氏を父に持つ、ショコラティエのルイ・ロブションさんが来場して大人気。

そして大勢のお客さんを集める、もう一人の、スターショコラティエが会場にいました。

ベルギー王室御用達ショコラティエ ピエール・マルコリーニさん
「名前は?」

森田絹子キャスター
「絹子」

ベルギー王室御用達ショコラティエ ピエール・マルコリーニさん
「キーヌコ、キヌコ!」

こちらはベルギー王室御用達のショコラティエ、ピエール・マルコリーニさん。私も“推し活”しちゃいました。

森田絹子キャスター
「たくさん買ってますね!こっちにもサインが書いてある!」


「(サインを)全部、書いてくれるので」

(Q.予算は?)
「ちょっと言えないです。人柄も好きになって『次も絶対来よう』といつも思っています」

(Q.ラブって感じですか)
「はい…」

ドキドキしながら“本命チョコ”を渡したり、周りに“義理チョコ”を配っていた時代のバレンタインデー。

女性(1982年取材)
「(彼には)まだ買っていない。これから一番いいチョコレートを買う」

女性(1994年取材)
「義理ですよね、やっぱり!最終的にはホワイトデーに返してもらえれば」

時代は移り変わりましたが、マチ行く人たちの、甘いバレンタインデーのエピソードも気になります。

70代女性
「いま、まさに主人に渡すチョコレートを買いに行こうかと。主人は義理…ま、そうですね。まあ義理ですよね」

50代女性
「夫と…(誰からも)もらわなかったら可哀想なので息子に買います。もらってなさそうなのでね、可哀想で…」

そして、高校生のころの、こんなエピソードも披露してもらいました

50代女性
「“友チョコ”を渡したんだけれど、渡した人はよく一緒に勉強をしていた。どうやら私のことが好きだったみたいで“本命チョコ”じゃないことにショックを受けていました。淡い思い出ですね~」

50代男性
「若いころは結構もらいましたけど、お返しのほうが高くつくので、できればもらいたくない」

50代女性
「中学校の好きだった人に買ったけれど、倍率が高くて渡せなかった。結局、自分で食べちゃった」

森田絹子キャスター)
“本命チョコ”や“自分チョコ”など、時代の移り変わりとともに“バレンタイン・チョコの変遷”があります。

ニッセイ基礎研究所・坊美生子さんの研究をもとに、変遷をまとめました。

○【1980年代~90年代】
・義理チョコの最盛期。

○【1990年代バブル期】
・本命チョコ+プレゼント~ホワイトデーの倍返しは当たり前。

○【2000年代~】
・ご褒美チョコが定着。
・売り場が高級化し、珍しいチョコが増える。
・頑張った自分へのご褒美として買うようになる。

○【2010年代~】
・友チョコ・逆チョコなど多様化。

○【2020年~去年】
・コロナ禍の接触回避、巣ごもり需要の影響で義理チョコが衰退。
・チョコ好きの祭典へと発展。

堀啓知キャスター)
かつては、何とかチョコというネーミングもあったけれど、今はチョコレートが好きな人にとっての“お祭り”ですよね。

そして、チョコの世界で貴公子とも呼ばれるショコラティエもいて“推し活”も盛り上がっていましたね…驚きました。

さまざまな角度でチョコレートを楽しむ時代になっています。14日のバレンタインデーは、来週の金曜日です。

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