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【アイスホッケー女子】ベテランから若手までOne Teamでつかんだ五輪切符“泣き虫”輪島夢叶(22)は小池詩織主将(31)に「五輪決めるまで泣いちゃダメ」と言われ氷上に

北海道放送 / 2025年2月8日 20時29分

スマイルジャパンのメンバー(8日 北海道苫小牧市)

アイスホッケー女子のミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選は8日、北海道苫小牧市で行われ、日本(世界ランク7位)はポーランド(20位)を6対0で破り2連勝とし、中国(12位)との最終戦を残して4大会5度目の五輪出場を決めました。

試合後、日本代表“スマイルジャパン”のメンバーは、氷上でそれぞれの歩みを噛みしめました。

・FW輪島夢叶選手(22)
「詩織さん(小池詩織主将)とAKさん(細山田茜選手)は、北京オリンピックが終わってから、チームに残ってくれる決断をしてくれて、2人と五輪に行きたいという気持ちが強かった」

2試合連続の2得点で、スマイルジャパンのミラノ・コルティナ五輪出場に大きく貢献した22歳のFW輪島夢叶選手。泣き虫という輪島選手は試合前、小池詩織主将から「五輪を決めるまでは絶対に泣いちゃダメだよ」と言われ、氷の上に立ちました。

その輪島選手は試合終了後、涙を浮かべながら小池主将のもとに。小池主将はその輪島選手を抱きしめました。

DF小池詩織主将(31)
「一緒に所属する道路建設ペリグリンでも、輪島選手の小さいころから見てきて、この1年ですごく成長した選手の一人と感じていた。この大会でチームを助けるような得点を何点もとってくれて、成長を嬉しく思っている」

五輪最終予選のここまでの2試合は、小池主将をはじめとした五輪を3大会連続経験したベテランだけでなく、五輪を経験していない20歳前後の若い選手たちの躍動が目立ったスマイルジャパン。まさにOne Team(ワンチーム)でこじ開けた夢舞台の扉です。

2014年のソチ五輪に最年少で出場したFW浮田留衣選手(28)も、若手選手と切磋琢磨してさらなる成長を誓っています。

五輪切符を獲得したものの、予算不足で国内合宿を選択するなど、恵まれているとは言えない練習環境で技を磨くスマイルジャパン。

FW志賀紅音選手(23)
「1年という長い期間がまだ私たちにはあるので、1人1人レベルアップして五輪でメダルをとれるように」

昨シーズンは、アメリカのプロリーグ、今シーズンはスウェーデンでプレーする志賀紅音選手はそう話し、前を向きます。
メンバーの多くがアルバイトをしながら遠征費を稼いで、ようやくつかんだ2014年のソチ五輪。そこから4大会連続の出場。

アイスホッケー女子日本代表の歴史をつないできたスマイルジャパンは、歩みをとめることなく、さらなる進化を目指します。

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