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【JR北海道】安全対策せず虚偽報告…国交省が臨時の保安監査を開始 保線作業員が貨物列車接近中に線路立ち入り

北海道放送 / 2025年2月12日 13時32分

保安監査のため国土交通省北海道運輸局職員がJR北海道本社へ立ち入り

北海道砂川市のJR函館線で、2024年11月、JR北海道の保線作業員が安全対策を怠ったまま線路に立ち入り、貨物列車を非常停止させたうえ、作業員やその上司が会社に虚偽報告をしていた問題で、国土交通省北海道運輸局は12日、JR北海道を臨時で保安監査しています。

この問題は2024年11月、JR函館線の砂川駅構内で、保線作業員3人が、列車の見張り要員の配置など必要な安全対策をせずに、旭川から札幌方向に走ってきた貨物列車の接近中に、線路に立ち入ったものです。

貨物列車の運転士は400メートル先に、人がいることに気づき、警笛を鳴らして非常停止しました。

作業員らにけがはありませんでしたが、このトラブルのあと、作業員らは安全対策を怠っていたことを隠すため、上司に「忘れた工具を取りに戻った」と嘘の報告をし、上司も安全指導していなかったことの発覚を恐れて、作業員らと口裏を合わせ、虚偽の報告書類を作成していたということです。

JR北海道から一連の報告を受けた国の北海道運輸局は、「安全確保に影響を及ぼすおそれのある行為」として12日、鉄道事業法に基づく臨時の保安監査を実施し、今回のケース以外のトラブルや、記録の改ざんがなかったかなど、JR北海道の安全管理体制を調べています。

北海道運輸局は今回の監査結果を踏まえ、JR北海道への指示や対応を決める方針です。

JR北海道は「監査に全面的に協力し指示を真摯に受け止める」とコメントしています。

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