中国人が圧倒的に支持する<爆買い>商品~ナンバーワンは日本の「神薬12」だった!

ヘルスプレス / 2016年11月2日 18時12分

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中国人が信じない中国の一般薬(WaitForLight /shutterstock.com)

 2年ほど前、友人から初めて「神薬12」という言葉を聞いた。私は中国から日本に移り、日本で暮らし始めて20年になるが、その言葉を聞いたことがなかった。

 調べてみると、中国のネットメディアで「日本に行くなら絶対に買わねばならない薬」と紹介されているものだと分かった。

 「神薬12」とは、目薬の「サンテボーティエ」(参天製薬)、消炎鎮痛剤の「アンメルツヨコヨコ」(小林製薬)、液体絆創膏の「サカムケア」(小林製薬)、冷却剤の「熱さまシート」(小林製薬)、頭痛薬の「イブクイック」(エスエス製薬)、消炎鎮痛剤の「サロンパス」(久光製薬)、角質軟化剤の「ニノキュア」(小林製薬)、ビタミン剤の「ハイチオールC」シリーズ(エスエス製薬)、便秘薬の「ビューラックA」(皇漢堂製薬)、口内炎薬の「口内炎パッチ大正A」(大正製薬)、女性保健薬の「命の母A」(小林製薬)、のど薬の「龍角散」(龍角散)の12種の一般医薬品だ。

 なお、12種類の薬には、ときにはビタミン剤の「アリナミンEXプラス」(武田薬品工業)、消炎鎮痛剤の「ロイヒつぼ膏」(ニチバン)、洗眼薬の「アイボンd洗眼薬」(小林製薬)、目薬の「サンテFXネオ」(参天製薬)、胃腸薬の「太田胃散」(太田胃散)、「液体ムヒS2a」(池田模範堂)、目薬「スマイル40EX」(ライオン)などが挙げられることもある。

 つまり中国人にとって日本に来たら絶対に買わなくてはならないものは、カメラや電子機器、腕時計などではなく頭痛や発熱、虫刺され等を治療するための家庭用常備薬だ。
なぜ中国人は日本の家庭用常備薬を求めるのか?

 日本製の電子製品、カメラ、宝飾製品、腕時計等は高品質であることが世界に知られている。このため、中国で改革開放が実施され市場経済への移行か始まって以来、中国人旅行者は主にこれらの品を日本で買ってきた。

 しかし近年の日本への観光旅行ブームのなかでは、これらに加え一般医薬品までも「爆買い」している。しかも医薬品を求める傾向には変化が見られず、これが一過性のものであるとは考えられない。

 なぜ中国人は家庭用常備薬である一般医薬品を求めるのか。第1に、日本の薬の安全性の高さがある。中国では、普通の薬は信用できないし、信頼できる薬は価格が高すぎる。特に、子供を持つ親にとって薬の安全性は切実である。

 第2には、消費者視点でのモノ作りは、日本企業の方が中国企業よりも数段上であることがある。例えばある液体絆創膏には「皮膜を形成し、水・バイ菌・ホコリから傷口を保護する」などと書かれており、商品説明が実に直感的で分かりやすい。

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