カブス・ダルビッシュ有が開き直りで粘投「途中からもういいやって思って」…8勝目逃すも7回3失点

スポーツ報知 / 2020年9月16日 14時0分

◆カブス6×―5インディアンス(15日、シカゴ・リグレーフィールド)

 カブス・ダルビッシュ有投手(34)が15日(日本時間16日)、本拠地のインディアンス戦に先発し、勝利投手の権利をつかんだが、9回に追いつかれてメジャー最多8勝目(2敗)はならなかった。7回100球を投げて、今季ワーストとなる9安打を浴び、同じく最多タイの3失点だったが、粘りの投球を見せた。

 1点リードの3回に、無死二塁からデシールズのバント安打に失策が絡んで、二塁走者が生還して追いつかれると、続くリンドアに適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。さらに5回にも1死二塁からリンドアに中前適時打を浴びて追加点を献上。リードを2点に広げられた。

 打線が、5回裏に2点を奪って同点。3―3の7回は1死二塁から2打席連続適時打を浴びていたリンドアを申告敬遠で歩かせて、後続を打ち取った。すると、7回裏に勝ち越して、勝利投手の権利が生まれた。だが、2点リードの9回表に、ジェフレスがリンドアに同点2ランを浴びて、ダルビッシュの8勝目も消えていった。それでも9回裏にサヨナラ死球でサヨナラ勝ちした。

 ダルビッシュは「分がとにかく今日は良くなかったので、相手の打線がどうとかっていう判断ができないっていうか。相手のことはあんまりわからないです。今日は自分がダメだったんで」と猛省。「この前のブルペンもすごく悪くて、今日もとにかくそれで試合中に直そうと頑張っていたんですけど、なかなかそれがうまく行かなくて、途中からもういいやって思ってやったんで、最後2回はわりといい球が投げられたかなと思います」と続けた。

 60試合に短縮された今季のレギュラーシーズン。カブスは3連勝で地区首位を独走している。この日、ポストシーズンの日程も発表され、ダルビッシュ自身も最多勝のタイトルやサイ・ヤング賞の期待もかかる。だが、色気は見せずに「先はとにかく見ずに、その時、その時でしっかり調整をして、次の試合に向けてしっかり準備すると。いつ終わるかわからないですから、ちゃんと毎回調整するというだけだと思います」。残り2登板へ向けて気持ちを引き締め直していた。

 パドレス・デービーズも登板したが、勝利投手に離れずに7勝は依然としてリーグトップタイ。防御率は2・00になり、リーグ5位となった。奪三振数は79になってシャーザー(ナショナルズ)、デグロム(メッツ)、ラメット(パドレス)に並んだ。

 ◆ナ・リーグ投手成績上位

 ▽防御率

(1)デグロム   1・67

(2)バウアー   1・71

(3)バーンズ   1・98

(3)フリード   1・98

(5)ダルビッシュ 2・00

 ▽勝利数

(1)ダルビッシュ 7

(1)デービーズ  7

(3)フリード   6

 ▽奪三振

(1)バウアー   83

(2)ダルビッシュ 79

(2)ラメット   79

(2)シャーザー  79

(2)デグロム   79

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