【巨人】吉川尚輝プレーボール弾!ハマスタでは07年開幕戦由伸以来の一発「結果を恐れず思い切って振った」

スポーツ報知 / 2020年10月19日 6時0分

1回無死、吉川尚が右越えに先頭打者本塁打を放つ(カメラ・矢口 亨)

◆JERAセ・リーグ DeNA10―6巨人(18日・横浜)

 巨人は7、8回に計10失点し逆転負けを喫したが、打線は5回までに5点を奪うなど先発の畠を援護した。初回に吉川尚がハマスタでは07年開幕戦の高橋由伸以来となる初回プレーボール弾。プロ初の左翼で先発した田中俊は2安打1打点で期待に応え、原監督も「バッター陣はいい感じ」と合格点をつけた。

 プレーボールの合図とともに投じられた1球を吉川尚は迷うことなく振り抜いた。「結果を恐れずに思い切って振っていきました。最高の結果になってよかったです」。大きな弧を描いた打球は右翼席へ。出場12試合ぶりの一発でハマスタをどよめかせた。

 初回先頭の初球。先発右腕・上茶谷の内角カットボールを叩き込む8号ソロ。横浜スタジアムでの“プレーボール弾”は、07年開幕戦で放った高橋由伸以来だ。さらに4点リードの5回2死二塁では低めの球に逆らわず、うまくさばき左前タイムリー。2安打2打点の活躍だった。

 打撃と同様、“積極性”が好調を維持する要因だ。物静かで控えめな性格だが、グラウンドに入れば一変。練習中には、コーチや仲間に積極的に意見を求める。「そういうことをしっかり自分で理解した中でバッティング練習でもそういうイメージで出来ているのが打席での結果につながっている」と振り返る。

 8日のDeNA戦(東京D)で頭部死球を受けた影響で欠場した10日の中日戦(ナゴヤD)を除けば、9月19日のDeNA戦(横浜)から「1番」に座り続ける。原監督は「大事なフロントページ」と表現し、理想とする相手になめられない、パンチ力も兼ね備えた打者に近づきつつある。

 7回無死一、三塁の守備では右前に抜けそうな強烈な打球に飛びついたがグラブからこぼれ安打に。この回6点を奪われるなどチームは敗れたが、攻撃では1番・吉川尚の“号砲”から得点を重ね、6回までは5点をリードした。指揮官も「バッター陣はいい感じだと思います。集中力があったし」。尚輝が先頭に立ち、強力打線を引っ張り続ける。(小林 圭太)

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