【広島】大瀬良大地、ノーノー翌戦も７回無失点の好投 驚異の防御率０・９６ 援護なく４勝目はならず

ノーヒットノーランの前回登板に続いて７回無失点の好投を見せた大瀬良（カメラ・頓所　美代子）

◆日本生命セ・パ交流戦　楽天―広島（１４日・楽天モバイルパーク宮城）

　広島の大瀬良大地投手が、７日のロッテ戦（マツダ）で無安打無得点を達成してから中６日の先発で７回無失点と好投した。だが、打線の援護に恵まれなかった。０―０の８回からリリーフにバトンを渡し、４勝目は逃した。

　プロ野球９０人目（１０２度目）、球団５人目のノーノー達成の勢いそのまま、この日も快投を繰り広げた。初回は村林の二塁打と自身の失策も絡んで２死一、三塁となったが、得点は与えず。３回は１死から３連打で満塁のピンチを背負いながら踏ん張った。３回以降は降板する７回まで二塁を踏ませず。７回１１１球を投げ、７安打無四球５奪三振で無失点という内容だった。

　５月３１日のソフトバンク戦（みずほペイペイ）の初回を最後に失点しておらず、自責点は５月２４日の敵地ＤｅＮＡ戦の初回が最後。この日で２２イニング連続無失点となり、２８回１／３で自責０を続ける。リーグトップの防御率は０・９６となった。