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【広島】羽月の“神三盗”から矢野がV犠飛で延長戦を制す 7年ぶりの交流戦勝ち越しに王手

スポーツ報知 / 2024年6月14日 21時32分

4勝目は逃したものの、7回無失点と好投した大瀬良(カメラ・頓所 美代子)

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天0―1広島=延長11回=(14日・楽天モバイルパーク宮城)

 広島は、延長戦の末に交流戦首位の楽天を制した。0―0の延長11回1死二塁から代走出場していた羽月が三盗を成功させた。続く矢野がきっちり右犠飛を放ち、これが決勝点となった。

 それまで打線は、楽天左腕・早川に対し、延長10回まで4安打で11三振と完璧に抑え込まれていた。延長11回は、先頭・二俣が2番手・宋家豪からしぶとく右前に運び、秋山が犠打で得点圏に走者を進めていた。

 投手陣は、先発の大瀬良が7回無失点。7日の本拠ロッテ戦でプロ野球90人目(102度目)の無安打無得点を達成してから中6日のマウンドでも好投。4勝目は逃したが、22イニング連続無失点で交流戦は3戦で自責0(1失点)という内容でリーグトップの防御率は0・96にまで上昇した。救援陣も、延長10回に塹江と森浦が2死満塁のピンチを招いたが、サヨナラは許さなかった。

 交流戦は3カード連続の初戦白星。17年以来7年ぶりの交流戦勝ち越しに王手となった。

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