山本由伸があす日本時間１６日の先発へやり投げトレーニングなどで調整 相手先発は難敵

キャッチボールをするドジャース・山本由伸投手（カメラ・安藤　宏太）

◆米大リーグ　ドジャース―ロイヤルズ（１４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　１５日（日本時間１６日）の本拠地・ロイヤルズ戦で先発するドジャース・山本由伸投手（２５）が１４日（同１５日）、試合前練習中にやり投げトレーニングやキャッチボールなどを行って最終調整した。

　当初は中５日で１３日（同１４日）の本拠地・レンジャーズ戦で先発予定だったが、７日（同８日）の敵地・ヤンキース戦でメジャー移籍後最多となる１０６球を投げた疲労を考慮されて登板日が中７日に変更になった。

　７勝目を狙うマウンドへ向けて、やり投げトレーニング、遠投を含めたキャッチボール、ブルペンでの投球練習、短距離ダッシュなどで汗を流した。前日１３日（同１４日）は自身のボブルヘッド人形が来場者にプレゼントされ、始球式も公募の中から自ら選んだ９歳の少年が務め「始球式をしてくれた子もすごく喜んでくれたので、よかったと思います」と話していた。

　対戦するロイヤルズは、今季ここまで４０勝３０敗の貯金１０と好調。１５日（同１６日）に山本と投げ合うのは１４登板でリーグ最多９勝（２敗）を挙げ、防御率２・３６と安定した成績を残しているセス・ルーゴ投手（３４）だ。山本も１３登板で６勝２敗、防御率３・００で、前回登板のヤンキース戦では７回２安打無失点の好投を見せるなど調子を上げている。好投手同士のハイレベルな投げ合いとなりそうだ。