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【高校野球】富山県高野連が強化招待試合を開催…大阪桐蔭と富山商、高岡商が対戦

スポーツ報知 / 2024年6月15日 18時21分

試合終了後に挨拶する大阪桐蔭(左)と富山商ナイン

▽招待試合 大阪桐蔭8-2富山商、大阪桐蔭10-1高岡商(15日、富山市民球場)

 富山県高校野球連盟主催の強化招待試合が15日、富山市民球場で開催された。春夏9回の甲子園優勝を誇る大阪桐蔭が招待され、富山商は2-8、高岡商は1-10で敗れた。春の県大会で優勝した富山商は、エース左腕、宝泉陸斗(3年)が先発したが、7安打、4失点を奪われ4回途中で降板。その後も3投手がリリーフしたが、9回まで長打6本を含む15安打を浴びた。前崎秀和監督は「これほど、ゴロを打たせられないのは苦しいところ。相手のパワーは真似できないが、参考にできそうなところは見習ってきたい」と振り返った。

 敗れはしたが、全国トップレベルのチームを相手に貴重な経験を積んだ。大阪桐蔭は最速154キロのエース、平嶋桂知(3年)が先発し、5回まで3安打、2失点と力投。富山商の3番・鶴田尚冴主将(3年)は「球速表示よりもボールは走って見えた。コントロールも良く、際どいところに投げられた」と振り返った。打線は9回まで7安打に抑えられ、3併殺も記録した。鶴田主将は「夏に向け、今から劇的に能力が上がることは無いので、チーム内で話し合っていきたい」と前を向いた。

 春の県大会で準優勝した高岡商は、1-10で大敗した。大阪桐蔭は最速151キロ右腕、森陽樹(2年)が先発し、140キロ中盤のストレートを武器に、6回まで、5安打、10三振を記録。7回から登板した右腕、南陽人(3年)には3回を無安打、6三振に抑えられた。打撃が不発に終わると、投手陣も13安打、7四死球と乱れた。高岡商の2番・鞍本琥珀主将(3年)は「悔しいですが、今まで取り組んできたことを発揮できなかった。打撃では簡単に三振を奪われてしまった。夏に向けて、基本的なことから徹底して見直していきたい」と声を振り絞った。

 強化招待試合は、過去の成績を元に強化指定校に選ばれた富山商、高岡商、高岡第一、富山第一の4校が参加。16日は同球場で高岡第一(午前9時開始)、富山第一(正午開始)と対戦する。入場は無料。(中田 康博)

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