巨人交流戦最終戦白星締めへ「いい形で勝ちたい」菅野が初のエスコンで快投見せる

試合前の練習で笑顔を見せる菅野（カメラ・今成　良輔）

　巨人・菅野智之投手（３４）が１５日、チームの交流戦白星締めへ決意を示した。先発する１６日・日本ハム戦（エスコン）へ向けて敵地で最終調整。「交流戦が終わってからちょっと空きますけど、その期間、いい休養と、またリーグ戦再開に向けて準備ができればと思うので、いい形で勝ちたいです」と力強く語った。

　昨年開業したエスコンでの初登板。「すごく素晴らしい球場だと思います。ここができてから、ここで投げることを楽しみにしていたので」と声を弾ませる。気持ちを高ぶらせてマウンドに上がり、チームの勝利のために腕を振る。

　前回９日・オリックス戦（東京Ｄ）は６回３失点と試合をつくったが、今季初黒星を喫し、開幕から無傷の６連勝はならなかった。仕切り直しの一戦。「（日本ハムは）長打がある打線。力のある戸郷が（１４日に）２本も本塁打を打たれるのは珍しいことだと思うので、長打を警戒したいです」と気を引き締めた。