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安藤統男氏、ビーズリーに梅野隆太郎の配球の意図は伝わっていたのか「もっと慎重に攻めるべきだった」

スポーツ報知 / 2024年6月16日 5時0分

1回2死二、三塁、近藤健介(左)に左中間へ3ラン本塁打を打たれ、ジェレミー・ビーズリーはマウンドでがっくり(カメラ・朝田 秀司)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク6-2阪神(15日・みずほペイペイドーム)

 阪神は先発・ビーズリーが5回途中、来日ワーストの6失点でKOされるなど、ソフトバンク打線を抑えきれずに勝率5割に逆戻りした。スポーツ報知評論家の安藤統男氏は近藤に先制3ランを浴びた初回に、捕手の梅野と助っ人右腕がきっちりと配球の意図を合わせていたのかを指摘。4番に座った佐藤輝についても、無心で思いきりスイングすることを期待した。

 阪神は近藤に浴びた初回の3ランが重たくのしかかった。2ボール1ストライクから、捕手の梅野は外角のボールゾーンに構えていたにもかかわらず、ビーズリーの直球は、真ん中低めに吸い込まれていった。外国人投手と呼吸を合わせるのは難しいとはいえ、四球を覚悟していた梅野の意図が、きっちりと伝わっていなかったように感じた。

 投手心理を考えれば、試合序盤で簡単に歩かせたくはない。次打者の柳町も3割5分超の打率を誇るなど、好調をキープしている。ただ、阪神打線の状態では先取点を奪われると展開としては非常に厳しい。結果的に3点も奪われたのだから、近藤に対してもっと慎重に攻めるべきだった。

 4番に入った佐藤輝は6回に痛烈な二塁打を放ったものの、まだタイミングが取れていない。初回の右飛も角度よく上がったが、フェンス際にすら届かなかった。狙い球を絞りきれず、迷いがあるように見える。ソフトバンク・笹川のような、怖い物知らずの思いきりを取り戻してほしい。(スポーツ報知評論家)

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