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J1札幌 京都に完敗し“単独最下位”…開始20分で2失点 ペトロヴィッチ監督「怖がっているような試合の入りだった」

スポーツ報知 / 2024年6月16日 7時20分

前半、右足でボレーシュートを放つ札幌・近藤(右から2人目、カメラ・砂田 秀人)

◆明治安田J1リーグ 第18節 京都2-0札幌(16日・サンガS)

 北海道コンサドーレ札幌が4連敗を喫し、最下位から抜け出せなかった。アウェー・京都戦は前半18分に失点。2分後にミスから追加点を許し、リードを広げられた。後半、相手ゴールがVARのすえに取り消されるなど追加点は与えなかったが、0―2の敗戦。勝ち点11で並んでいた相手に敗れ、17位以上の残留圏が遠のいた。

 札幌が“単独最下位”に落ちた。勝ち点11で並んでいた京都とのアウェー戦。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)が「怖がっているような試合の入りだった」と口にしたように、開始から相手の勢いに押し込まれ、20分までに一気に2点を奪われた。後半は好機を作るもゴールを割れず、0―2の敗戦。京都は15日の試合がなかった残留圏の17位鳥栖に勝ち点14として追いついたが、札幌だけが勝ち点3差をつけられた。

 策は実らなかった。1週間で3試合を戦う最後の戦い。前回勝利した5月15日の磐田戦から負傷で5人が欠場という非常事態に、ペトロヴィッチ監督はDF西野奨太(20)をリーグ戦初先発で起用するなど、メンバーを大きく変更した。しかし前半18分、西野がチェックに行き切れずMF松田に先制ゴールを奪われるなど、奏功はしなかった。

 主力級のケガが相次いでいる中、23日には前半戦最後の戦いとなる横浜M戦が控える。救いは右ヒラメ筋肉離れで戦列を離れているチームの支柱、MF宮沢裕樹(34)が「マリノス戦には何とか」と話しているように、復帰の見込みがあること。苦しい状況なのは確かだが、戦力が少しずつでも戻ってくることで、立ち位置を変えていく。

 敗れはしたが、降りしきる雨の中、全員が最後まで走り続けた。昨季、横浜FCで降格を経験したMF近藤友喜(23)は「もうああいう経験はしたくない。ピッチでもっと姿勢を示していかないと」と表情を引き締めた。まだ誰も、下は向いていない(砂田 秀人)

 ◇負傷 FW金健煕(29)とMFスパチョーク(26)が、ともに左太もも裏肉離れの診断を受けたと15日、クラブが発表。金は12日の天皇杯2回戦・JFL栃木シティ戦で、スパチョークはタイ代表として臨んでいた11日のW杯2次予選・中国戦で負傷した。なおスパチョークは治療のため、一時帰国する。

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