【ＤｅＮＡ】度会隆輝が「いつも見に来てくれる」お父さんに有言実行の６戦連続適時打…球団新人初「うれしい」

１回、中前に先制打を放つ度会

◆日本生命セ・パ交流戦　西武０―５ＤｅＮＡ（１６日・ベルーナドーム）

　ルーキーズの躍動が止まらない。ＤｅＮＡ・度会は初回無死二塁のチャンスで、渡辺の投じた外角高めの１４７キロ直球を捉えた。打球が中前で弾んだことを確認すると、力強く拳を握った。１１日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）から、球団の新人としては最多を更新する６試合連続適時打をマーク。「本当に皆さんのおかげ。しっかりと（走者を本塁に）かえすことができたので、すごく光栄です」と汗を拭った。

　父との約束を果たした。元ヤクルトで球団職員の父・博文さんが観戦。１５日の同戦後には父の日のプレゼントとして安打を贈ると話していたが、有言実行し「うれしいです。父はいつも見に来てくれるので、いい父の日のプレゼントになったと思います」と笑顔。同期の石田裕のマダックスをアシストする先制打となった。新戦力が輝きを放ち、後半戦での追い上げ態勢を整えた。（内藤　菜月）