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新千円「札裏」に北斎「神奈川沖浪裏」…20年ぶり新札発行記念企画展、きょう18日から「すみだ北斎美術館」で開催

スポーツ報知 / 2024年6月18日 10時30分

企画展内覧会の開会式で挨拶する「すみだ北斎美術館」澁谷哲一館長。サプライズゲストに小学6年生のキューブアーティスト・黒田創さん(右)も登場

 20年ぶりに発行される新紙幣の千円札裏面に江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が図案で採用されるのを記念し、東京・墨田区の「すみだ北斎美術館」で18日から始まった特別企画展の内覧会が17日、同館で行われた。開会式で澁谷哲一館長は「日本銀行の千円札の表は北里柴三郎先生ですが、その裏のデザインに北斎の神奈川沖浪裏が採用される。浪裏が札裏になる」とあいさつ。7月3日からの新札の流通で、海外にも広がる“北斎ブーム”がさらに盛り上がりそうだ。

 企画展は「北斎 グレートウェーブ・インパクト―神奈川沖浪裏の誕生と軌跡―」として、作品誕生の背景とともに様々に利用されてきた軌跡をたどり、海外では「グレートウェーブ」の通称で親しまれる広がりを紹介する内容になっている。ルービックキューブ1080個を使って製作した小学6年生のキューブアーティスト・黒田創さんの作品も展示され、黒田さん自身も開会式にサプライズゲストで登場した。

 北斎の代表作品を図案に採用する新札は、肖像の3D画像が回転する最先端のホログラム技術が銀行券に世界で初採用されている。高精細なすかし模様が入っているほか、インキを高く盛り上げる印刷技術を採用。紫外線をあてると日本銀行総裁の印象や模様の一部が発光するなど高度な偽造防止技術が施されている。

 「すみだ北斎美術館」では新札発行を記念して様々なイベントを開催する予定で、公式ホームページなどで随時告知する。企画展の会期は前後期で一部展示替えが行われ、前期が7月21日まで。後期は同23日から8月25日までとなっている。

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