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大谷翔平「1番・DH」でいきなり今季8度目3安打 2打席連続二塁打と打線勢いづける

スポーツ報知 / 2024年6月18日 11時10分

◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(17日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が17日(日本時間18日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2点リードで迎えた6回1死走者なしの4打席目は2番手右腕・バードと対戦し、二塁打を放ち、今季8度目となる1試合3安打を放った。

 ロッキーズの先発はキャル・クワントリル投手(29)。22年に15勝を挙げた経験もある実績ある右腕で、試合前の時点で4敗、防御率3・30の成績を残している。大谷はこれまで9打数2安打で本塁打はなし。1日(同2日)にドジャースタジアムで対戦した際には、左飛、四球、空振り三振と無安打だった。初回先頭の1打席目は、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)という鋭い当たりを中堅方向にはじき返したが、遊ゴロ。1―0で2回2死二塁の2打席目は打球速度107・3マイル(約172・7キロ)の鋭い打球で右前適時打を放った。4回1死走者なしの3打席目も右中間への二塁打。2試合連続のマルチ安打をマークした。

 前日16日には、今季初となる1試合での2打席連続本塁打。2打席目には大谷らしい中堅左への451フィート(約137メートル)弾を放ち、「あそこの方向に飛距離が出てるということはまず、いい状態じゃないかなと思うので。いい気持ち、感覚だったなと思います」とうなずいていた。

 ドジャースに移籍した今季は、1番ベッツ、3番フリーマンの間に挟まれる2番に座ってきた大谷。だが、ベッツが前日16日に左手に死球を受けて骨折して離脱したため、ベッツの休養日だった5月18日(同19日)の本拠地・レッズ戦以来、今季2度目となる1番に入った。ベッツ、山本が離脱する厳しい状況だが「キーになる選手が抜けるというのは、打線の中でのアプローチも変わると思いますし、もちろん打順も変わってくる。みんなでカバーしていくしかないのかなと思います」と話していた。

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