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大谷翔平が3安打&4打席連続出塁、日本人2位タイの通算102盗塁 ベッツ離脱で「1番」抜てき、いきなり役割果たす

スポーツ報知 / 2024年6月18日 11時42分

◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(17日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が17日(日本時間18日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2打席目から4打席連続出塁して二盗も決め、ベッツの離脱に伴って抜てきされた1番で圧巻の働きを見せた。

 ロッキーズの先発は右腕のクワントリル。初回先頭の1打席目は、打球速度107・8マイル(約173・5キロ)という鋭い当たりを中堅方向にはじき返したが、遊ゴロに倒れた。初回にT・ヘルナンデスの適時二塁打で1点を先取してリードした2回2死二塁の2打席目は、打球速度107・3マイル(約172・7キロ)の鋭い打球で右前適時打。4回1死走者なしの3打席目も右中間への二塁打を放ち、2試合連続のマルチ安打をマークした。6回1死走者なしの4打席目は左翼線への二塁打。今季8度目の1試合3安打をマークした。

 8回先頭の5打席目はフルカウントから四球を選んで出塁。すかさず今季16個目の盗塁となる二盗を決め、メジャー通算102個目の盗塁で松井稼頭央に並ぶ日本人歴代2位となった。

 前日16日には、今季初となる1試合での2打席連続本塁打。2打席目には大谷らしい中堅左への451フィート(約137メートル)弾を放ち、「あそこの方向に飛距離が出てるということはまず、いい状態じゃないかなと思うので。いい気持ち、感覚だったなと思います」とうなずいていた。

 ドジャースに移籍した今季は、1番ベッツ、3番フリーマンの間に挟まれる2番に座ってきた大谷。だが、ベッツが前日16日に左手に死球を受けて骨折して離脱したため、ベッツの休養日だった5月18日(同19日)の本拠地・レッズ戦以来、今季2度目となる1番に入った。ベッツ、山本が離脱する厳しい状況だが「キーになる選手が抜けるというのは、打線の中でのアプローチも変わると思いますし、もちろん打順も変わってくる。みんなでカバーしていくしかないのかなと思います」と話していた。

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