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バレー男子、格下カナダにフルセット敗戦 石川主将「簡単に決められて難しい試合だった」

スポーツ報知 / 2024年6月19日 6時0分

得点を奪い喜ぶ(左から)西田、高橋藍、関田、石川、小野寺(c)volleyballworld.com

◆バレーボール ▽ネーションズリーグ男子マニラ大会第1日 カナダ 3(25―21、20―25、25―15、20―25、15―10)2 日本(18日、フィリピン・マニラ)

 1次リーグ第3週が始まり、世界ランク3位の日本は第1戦で、同12位のカナダに2―3で敗れ、3敗目(6勝)。後がなくなった第4セット(S)で石川祐希主将(28)=ペルージャ=、セットポイントでは西田有志(24)=大阪ブルテオン=のサービスエースで取り切って追いついたが、最終Sで粘り負け。26日(日本時間27日)に決まる五輪1次リーグの組分けを見据えた戦いで格下に手痛い黒星となった。次戦は同13位のオランダと21日に対戦する。

 パリ五輪の前哨戦で格下に不覚の黒星となった。最終Sの6―8の場面で石川のレフトからのスパイクが相手ブロックに止められた。西田と並びチーム最多の19得点を挙げた石川主将は、フルセット負けに「相手のサーブが良くて、簡単に(得点を)決められて難しい試合だった」と唇をかんだ。

 五輪への出場を決めているカナダは23―24年にイタリア1部・モンツァで日本の高橋藍とチームメートとしてプレーした主軸のスティーブン・マーらがそろう強敵。日本は相手の力強いサーブで攻め込まれ、最後まで流れをつかめなかった。

 マニラ大会後の26日には五輪1次リーグの組分け抽選が行われる。日本は五輪で上位国との対戦が少なくなる「世界ランク5位以内」のポット入りを目指す。ランクに関わるポイントを失い、試合後の時点で3位から5位に後退した。次戦は21日にオランダ戦。「サーブレシーブを修正したい」と、石川主将は気持ちを切り替えた。

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