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【阪神】延長11回サヨナラ勝ちで単独2位浮上も岡田彰布監督は怒りっぱなし「ひどいな。こんなにミスするんやな」

スポーツ報知 / 2024年6月19日 5時0分

8回を終え、投手交代を告げにベンチを出る岡田彰布監督(カメラ・渡辺 了文)

◆日本生命セ・パ交流戦 阪神2X―1日本ハム(18日・甲子園)

 阪神が今季2度目のサヨナラ勝ちを収めた。延長11回1死一塁から遊撃・水野の失策で一、三塁とし、矢沢の暴投で決着した。交流戦の全日程が終了し、7勝11敗の10位。18試合制では球団ワーストの12敗目は阻止した。単独2位に浮上して21日のリーグ戦再開を迎えるが、岡田彰布監督(66)は、走塁ミス続出に怒りっぱなしで会見を終えた。また、日本ハムの水谷瞬外野手(23)が打率4割3分8厘をマーク。15年秋山(西武)の4割3分2厘を上回る交流戦史上最高打率を樹立した。

 雨天中止の振り替え試合でも満員のファンがサヨナラ勝ちに浸る裏で、岡田監督は怒りっぱなしだった。「ひどいな。こんなにミスするんやな」と、あきれた。最後は延長11回1死一塁から敵失で一、三塁とし、暴投で決勝点。幸運を喜ぶことなく「走塁ミスばっか。4つよ、きょう。1点しか取らないから、こういう展開になった」と、くぎを刺し続けた。

 5回1死満塁、87球で余力たっぷりの村上に代打・原口。早めの勝負をかけたが、右邪飛で三塁走者の森下が本塁に突入しなかった。万波は球界屈指の強肩だが、フェンス際での捕球。ストライク送球は返らず、ベンチで不満をあらわにした指揮官は「あの体勢でストライク投げれるか? 何考えてるんや、ホンマ」と激怒した。続く近本が中前への先制打で救ったが、二塁走者の梅野が三塁でストップ。「完璧にミス。2死満塁でゴロのヒットで何でかえってけえへんの」と続けた。

 直前の無死一、三塁では梅野のセーフティースクイズが投手正面へ。余裕で憤死した三塁走者の前川にも「正面ならスタートを切らなくていい。そう考えたら5つや、走塁ミス」と指摘した。7回にも1死一塁から、一塁走者の小幡がノイジーの中前打に続いて近本の右飛でも三塁に進めず、消極的な走塁の連続。「行く勇気がないわけやろ、(三塁)コーチも行かす勇気がないんやろ」とまくし立てた。

 交流戦は7勝11敗。打線の不振で苦戦を予想していた岡田監督は「言うた通り。よくしのいだ、はっきり言うて」と受け止めた。リーグ戦は単独2位に浮上して再開するが「一つでも前の塁とか、そんなん当たり前。だから点取れない」と、引き締めた。(安藤 理)

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