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戦後最高の外野手と言われたウイリー・メイズ氏が93歳で死去と発表 長嶋茂雄さん憧れの選手

スポーツ報知 / 2024年6月19日 10時23分

 5ツールの持ち主で戦後最高の外野手と言われたウイリー・メイズ氏が93歳で亡くなった、とジャイアンツが18日(日本時間19日)、公式発表した。

 黒人リーグでプレーしたときに、ジャイアンツが獲得し1951年にジャイアンツでデビューし打率2割7分4厘、20本塁打、68打点で新人王受賞。1年半の兵役のあと、1954年に打率3割4分5厘で首位打者になったが、同年のワールドシリーズでセンター140メートル付近に飛んだワーツの飛球をつかんで美技は現在も「ザ・キャッチ」と言われ、外野手の美技には使われるほどだ。

 1955年に51本塁打を放つなど通算本塁打は歴代5位の660本(黒人リーグ時代の1本除く)、通算打率3割2厘、338盗塁と史上最高の5ツールプレーヤー(打撃の精度、パワー、強肩、俊足、守備範囲の広さ)、と言われた。MVP2度、本塁打王4度、盗塁王4度、12年連続ゴールドグラブ賞。オールスター戦でも2度MVPに輝いている。

 日米野球にも1960年と70年に来日。長嶋茂雄さんが憧れの選手の1人としていた。

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