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ウィリー・メイズ氏が93歳で死去 MLBコミッショナー声明発表「世界中の崇拝者たちに深い哀悼の意」

スポーツ報知 / 2024年6月19日 11時28分

 ジャイアンツは18日(日本時間19日)、5ツールの持ち主で戦後最高の外野手と言われたウィリー・メイズ氏が93歳で亡くなったと発表した。MLBのマンフレッド・コミッショナーは声明を発表し、故人を悼んだ。

 「ウィリー・メイズが想像し得るあらゆる方法でゲームを支配するのを見た時の畏敬の念は、彼の信じられないような功績や統計でも語り尽くせない。我々はフィールドの内外で、この“真の巨人”を決して忘れることはないだろう。メジャーリーグを代表し、ウィリーの家族、ジャイアンツの友人たち、ジャイアンツファン、そして世界中にいる数え切れないほどの崇拝者たちに深い哀悼の意を表します」

 メイズは黒人リーグでプレーしていた時にジャイアンツが獲得し、1951年にジャイアンツでメジャーデビュー。打率2割7分4厘、20本塁打、68打点で新人王受賞。1年半の兵役のあと、1954年に打率3割4分5厘で首位打者になったが、同年のワールドシリーズでセンター140メートル付近に飛んだワーツの飛球をつかんだ美技は現在も「ザ・キャッチ」と言われ、外野手の美技には使われるほどだ。

 1955年に51本塁打を放つなど通算本塁打は歴代5位の660本(黒人リーグ時代の1本除く)、通算打率3割2厘、338盗塁と史上最高の5ツールプレーヤー(打撃の精度、パワー、強肩、俊足、守備範囲の広さ)と言われた。MVP2度、本塁打王4度、盗塁王4度、12年連続ゴールドグラブ賞。オールスター戦でも2度MVPに輝いている。

 今月20日(同21日)には米最古の球場として認定されているリックウッド・フィールドでジャイアンツ―カージナルスの試合が行われる。かつてはニグロリーグの本拠地としても使用されていた球場で、メイズは1948年に同球場をホームとしていたブラックバロンズでキャリアをスタートさせた。同日の試合前にはメイズの生涯をたたえるセレモニーが開かれる予定となった。

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