【宝塚記念】ジャスティンパレスはラスト１１秒２で理想的な追走先着 杉山晴調教師「やりすぎず、軽すぎず」

併せ馬を順調にこなしたジャスティンパレス（左）。右はソレイユヴィータ（カメラ・高橋　由二）

　◆第６５回宝塚記念（６月２３日、京都競馬場・芝２２００メートル）追い切り＝６月１９日、栗東トレセン

　昨年の天皇賞・春以来のＧ１・２勝目を狙うジャスティンパレス（牡５歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト）は、ＣＷコースでソレイユヴィータ（４歳３勝クラス）を内から３馬身追走。ラスト１００メートルあたりで手綱を動かされると、力強いフットワークで加速し、頭差先着に持ち込んだ。

　６ハロン８２秒２―１１秒２とタイムも優秀。杉山晴調教師は「今回は当該週に輸送がないみたいなもの。やりすぎず、軽すぎず。ちょうどいい感じでした。精神的にも落ち着いて、非常に調整しやすい。ドバイでの経験がこういうところにつながっていると思います」と満足そうな口ぶりだった。