1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

三振試合終了一転ド軍95年ぶり大逆転!相手指揮官退場やざわめきの中ナイン興奮

スポーツ報知 / 2024年6月20日 4時5分

◆米大リーグ ロッキーズ9―11ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャースのお祭り騒ぎは止まらなかった。敵地に歓声と悲鳴が入り交じって騒然となった1点を追う9回2死一、二塁。T・ヘルナンデスが右翼へはじき返した打球は、フェンスを越えた。18号3ランで土壇場で試合をひっくり返した。

 先発のビューラーが誤算で2回終了時点で1―6。大谷の特大弾などで得点は奪ったが、救援陣も失点を重ねて9回開始時は4―9と敗戦ムードが漂っていた。だが、安打を放ったら20戦全勝だったロハスが無死一塁で右前安打を放つと、1死満塁で代打・ヘイワードのグランドスラムで1点差に迫った。

 押せ押せの勢いを、続く大谷が左前安打で加速させる。2死一、二塁となって打席にはT・ヘルナンデス。1ボール2ストライクからの高め直球に出しかけたバットを必死に止めた。一塁塁審はノースイングと見てボールとなったが、際どい判定だった。三振なら試合終了とあって、ロッキーズのブラック監督は猛抗議して退場に。ざわめきも起こる中、次の100・6マイル(約161キロ)直球を右翼席に運んだ。スキップしながら打席を踏み出すT・ヘルナンデス。ロ軍ナイン&ファンは再び直前の判定への不満を表し、球場は騒然となった。「あと1球」からの逆転劇だった。

 ロバーツ監督「攻撃陣には、これ以上ないほど興奮している」

 ヘイワード「いいスイングをするだけだった」

 T・ヘルナンデス「いい勝利につなげることができてよかった」

 MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、ド軍が9回開始時にあった5点差を逆転して勝つのは、1929年6月25日以来95年ぶりで、延長に突入せず5点差を逆転して勝ったのは初だった。ロハスが安打を放った試合は21戦全勝と不敗神話は継続。長いシーズンの中でも、忘れられない劇的逆転勝ちになった。(安藤 宏太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください