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巨人 台湾の18歳逸材左腕を獲得へ メジャーとの争奪戦制した

スポーツ報知 / 2024年6月20日 5時0分

 巨人が台湾の逸材左腕・ファン錦豪(ファン・ジンハオ)投手(18)の獲得に向けた最終段階に入っていることが19日、分かった。台湾の名門・平鎮高校を今月卒業したばかりで、メジャー球団も熱視線を送る超有望株。数年後を見据えて育成選手契約を結ぶ方向で調整しているとみられる。球団は、新たな金の卵に将来の左のエース候補として大きな期待を寄せている。

 伸びしろたっぷりの未完の大器だ。ファンは台湾・台東出身。身長184センチのスラッとした体形で、しなやかな腕の振りから145キロ前後の速球、カーブ、チェンジアップなどを操る。中学時代から台湾の数々の大会で実績を残し、平鎮高でも順調に成長。巨人は今年、海外担当が現地での登板を複数回視察し、メジャーとの争奪戦を制した模様だ。

 3月には1軍が台湾遠征を実施。新球場の台北ドームで台湾プロ野球の中信兄弟、楽天モンキーズとの親善試合を行い、熱烈な歓迎を受けて大盛況だった。88年に16本塁打した呂明賜(ろ・めいし)や05年から4年間在籍して5勝を挙げた姜建銘(ジャン・チェンミン)など巨人に在籍した台湾の選手も多く、球団と台湾は友好関係が深い。

 巨人では06年に台湾・台中西苑青少年野球に所属していた15歳の林イー豪(リン・イーハウ)投手が育成選手で入団し、その後に支配下登録された例がある。入団が正式決定すれば、同様にプロ野球経験がない台湾選手の巨人入りとなる。近年、若くして海外挑戦する選手が増えている台湾市場は注目度が高く、外国人の育成にも積極的な巨人が原石を発掘した。

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