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藤井聡太叡王が八冠死守か、伊藤匠七段の初タイトル奪取か…運命かけた叡王戦最終局は先手・藤井で角換わり

スポーツ報知 / 2024年6月20日 9時52分

山梨県甲府市での将棋・第9期叡王戦五番勝負第5局で駒を並べる藤井聡太叡王(右)と挑戦者・伊藤匠七段(日本将棋連盟提供)

 藤井聡太叡王=竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖と合わせて八冠=に伊藤匠七段が挑んでいる将棋・第9期叡王戦戦五番勝負の第5局が20日午前9時、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で始まった。

 番勝負はこれまで藤井が〇●●〇。タイトル戦では初の連敗を喫してカド番に追い詰められたが、後手番の第4局で踏ん張り、最終決戦に持ち込んだ。タイトル戦では2021年に豊島将之叡王に挑んで以来(3勝2敗=奪取)となる緊迫感あふれるフルセットとなった。

 注目の振り駒は歩が3枚出て藤井が先手に。10、11手目で5局連続の角換わり。開始30分で44手まで進行した。45手目で藤井は自玉を9九に移した。

 藤井は、今月17日の棋聖戦五番勝負第2局(VS山崎隆之八段)に勝ち、2連勝で「永世棋聖」(通算5期)に王手をかけたが、中2日の強行日程。叡王戦は4連覇を目指す。負ければ七冠に後退し、自身が持つタイトル戦連覇記録は22でストップする。

 藤井と同学年の21歳・伊藤は、先月31日の第4局と変わらず、勝てば悲願の初タイトル獲得。「藤井一強」と言われる棋界に新風を吹き込むべく臨んだ。昨年10、11月の竜王戦、今年2、3月の棋王戦は藤井に挑んで、いずれもストレート敗退。苦い経験を生かした“3度目の正直”で、逆転敗退は許したくない。

 19日の前夜祭では藤井が「全力を尽くして熱戦に」、伊藤が「よい将棋をお見せできるように」と静かに火花を散らしていた。

 持ち時間はチェスクロック方式の各4時間。正午~午後1時の昼食休憩を挟み、夜には決着する見込み。

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