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大谷翔平が同点8回2死一、二塁の好機で見三振 相手投手は大絶叫のガッツポーズ

スポーツ報知 / 2024年6月20日 11時48分

◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(19日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が19日(日本時間20日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、6―6の同点で迎えた5打席目は3番手右腕・バードと対戦し、見逃し三振に倒れた。ピンチを切り抜けたバードは大きなガッツポーズを見せてほえた。

 ロッキーズの先発はライアン・フェルトナー投手(27)。21年にメジャーデビューした右腕で、通算7勝を挙げ、今季は試合前の時点で1勝6敗、防御率5・71の成績を残し、大谷は初対戦だった。初回先頭の1打席目は、初球に反応したが打ち損じて三邪飛。3点を追う2回2死満塁の2打席目は左中間へ走者一掃の同点適時二塁打を放ち、続くフリーマンの右前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。今季満塁では5打席目にして初安打。4試合連続の安打と打点をマークした。1点リードの4回2死走者なしの3打席目は三ゴロに倒れた。

 2点リードで迎えた6回2死走者なしの4打席目は2番手右腕・ミアーズと対戦し、右前安打を放った。4試合連続でのマルチ安打&打点となった。

 前日18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦では、6回先頭の3打席目に中堅へ2試合ぶりの本塁打となる20号ソロ。飛距離476フィート(約145メートル)は、今季のメジャー全体で最長で、大谷にとっても自身キャリア2番目の距離という特大弾だった。大谷は1番に入ってから3試合連続でマルチ安打&打点をマーク。チームも前日は5点を追う9回に代打・ヘイワードの満塁本塁打と、T・ヘルナンデスの逆転3ランで大逆転勝ちし、勢いに乗っている。

 試合が行われるロッキーズの本拠地でコロラド州デンバーのクアーズフィールドは、標高約1600メートルの高地で、気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて約10%打球の飛距離が伸びるといわれて「飛ぶ球場」、「打者天国」とされている。2試合連続アーチが出れば、オズナ(ブレーブス)を抜く21号でリーグ単独トップに躍り出る。

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