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平田憲聖 5アンダー好発進もセルフプレーに疲労困憊「もうやらないと心に誓った」

スポーツ報知 / 2024年6月20日 14時52分

カートを押すセルフプレーの平田憲聖

◆男子プロゴルフツアー  プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 第1日(20日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 今年で第4回を迎える選手会主催のトーナメントが開幕。ツアー通算2勝の平田憲聖(エレコム)が初優勝後初のセルフプレーに挑戦し、5バーディー、ボギーなしの5アンダー67でホールアウトした。

 昨年5月のミズノオープンで初優勝し、7月にはメジャーの日本プロ選手権で2勝目を挙げた。メジャー覇者が「1年半ぶりぐらい」というレギュラーツアーでのセルフプレーを敢行した。キャディーが決まらないまま大会を迎え、「セルフでもいいかなと思ったけど。ちょっと想像以上に疲れた」とぐったり。「もうセルフはやらない。心に誓いました」と苦笑いだった。

 元々セカンドの距離などは自分で計測する。しかしグリーンに近づくにつれて作業は増え、普段のペース通りとはなかなかいかない。「グリーンに乗ってからボールを拭いたり、グリーン上を行き来するのが一番大変。グリーンを外したときとかも。アプローチをして、クラブを置きにいって、パターを取ってとか。ボギーを打っていないので、スコアに影響はなかったけど、この疲労感はちょっと。4日間できないかなって」と汗をぬぐった。同組の岩田寛、宮里優作に「申し訳ない」と感じる場面もあったという。2日目以降は、キャディーを探す予定だ。

 18日の選手会総会で、選手会の新理事に就任が決まったばかり。「自分がやれることはやりたいなと思っている。やるからにはしっかり、どんどん良くなるように、力になれるように頑張りたい」と意欲的だ。「明日以降も伸ばし合いが続くと思う。でも焦らず、残り54ホールあるので。最終的に1番になれればいいと思うので、そういう風にゲームをしっかり組み立てたい」。今季初勝利を、虎視たんたんと狙う。

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