娘役死去から9か月…宝塚歌劇宙組再始動に村上浩爾理事長「今後も引き続き、誠心誠意…」
スポーツ報知 / 2024年6月20日 15時48分
宝塚歌劇宙組の特別公演「Le Grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエ―」が19日、兵庫・宝塚大劇場で初日を迎えた(30日まで)。
昨年、大劇場公演開幕翌日の9月30日に宙組の娘役・Aさんが転落死。10月1日以降、上演は中止され、宙組は予定していた興行を白紙にした。
諸問題の改革の半ばだが、4月に宙組再始動を決め、約9か月ぶりの公演実施となった。ハラスメントや過酷な労働条件、旧態依然とした内情が問題視され、社会に激震を与えた事件だったが、歌劇団は再開初日の公演取材をは受け付けなかった。
開演前には昨年12月に理事長に就任した村上浩爾氏が登壇。歌劇団によると、村上理事長は冒頭で「宙組公演につきましては、公演の中止や演目変更など、お客様に大変ご心配とご迷惑をおかけしましたこと、改めて深くおわび申し上げます。今後も引き続き、誠心誠意、努めてまいりますので、変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます」と、ファンにあいさつしたという。
歌劇団は今年3月、上級生からAさんへのパワーハラスメントなど14項目を認め、慰謝料などを補償する形で遺族側と合意書を締結した。以来、3か月が経過。本公演には遺族側がいじめ・パワハラの該当者として主張した上級生も出演している。村上理事長は「心待ちにしてくださった皆様、お客様のご期待に沿えるよう、精いっぱい取り組んでまいりました。本公演は、宝塚歌劇の歴史と、そして先人へのオマージュを込めた華麗なるレビュー作品でございますので、どうぞご覧ください」と、劇団創立110周年記念の意味も込めた作品内容を強調したという。
観劇後、50代の男性は「理事長のあいさつは謝罪ではない。あれではアカン」と批判した。
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