宙組再開にトップ・芹香斗亜「ご心配をおかけしました」、松風輝組長「中止、演目の変更をおわびします」…お悔やみの言葉なし
スポーツ報知 / 2024年6月20日 16時56分
宝塚歌劇宙組の特別公演「Le Grand Escalier ―ル・グラン・エスカリエ―」が20日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した(30日まで)。
昨年9月30日、宙組の娘役・Aさんが転落死した。上級生からのパワーハラスメントや過酷な労働環境を苦にしたことが原因とみられ、今年3月に歌劇団は遺族側の主張をほぼ認め、合意書を締結。本公演は昨年10月1日からすべての公演を見送っていた宙組の約9か月ぶりの再始動作となった。
歌劇団ではほぼ、各公演で初日、千秋楽は最上級生と主演の生徒が終演後にあいさつする。大劇場公演では組長とトップスターがスピーチする。
観劇したファンによると、組長の松風輝(あきら)は「中止、演目の変更をおわびします。誠心誠意、務めたい」。トップスター・芹香斗亜は「お客様に長期にわたり、ご心配とご迷惑をおかけしましておわびいたします。たくさんの言葉をかけていただき、宙組公演を待ち続けていただき、お礼申し上げます。千秋楽まで精進してまいります」などと、あいさつしたという。
公演開始前には村上浩爾理事長も謝罪のあいさつを行ったが、3人ともAさんの死についてのお悔やみの言葉はなかったという。
公演チケットは完売。観客によると、ヤジが飛ぶなどの妨害行為はなく、通常よりも拍手の音が「異常なほど」大きく、理事長あいさつの後にも拍手があったほど。2度目のカーテンコールは観客が総立ちで、芹香は「本当にありがとうございました」と話したという。
京都府から来た60歳の女性は「公演は素晴らしかったが、みんなが心から楽しめるように改善を望む。ウルッときている生徒さんはいらっしゃいました。最後の芹香さんのあいさつも気丈にされていましたが、ツッコんだことは言えなかった感じ」と感想を語った。
大阪府在住の60代女性は全5組のファンで「芹香さんは堂々と歌っていて、やっと舞台に立てたという感じ。オーラがありましたね。生徒さんは全力を出しきっている。芹香さんのファンの方が『やっとだよー。やっと会える! 長かったよ』とおっしゃっていた」と話したが、村上理事長については「あのあいさつは謝罪ではない。あれではアカン」(50代男性)、「理事長には正直がっかり」(50代女性)と厳しい意見が多かった。
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