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【高校野球】石川・遊学館で紫外線&暑さ対策講座を開催「ツヤツヤのきれいな肌で甲子園へ」

スポーツ報知 / 2024年6月20日 19時39分

日焼け止めクリームを塗る遊学館の選手たち

 遊学館高は20日、野球部やバトントワリング部など、屋外競技に取り組む高校生に向けて、「紫外線&暑さ対策講座」を開催した。一般企業の専門家が講義を行い、日焼け防止の効果や、日焼け止めクリームの選び方、塗り方を解説。暑さ対策では、血管の集まる首筋や脇の下、足の付け根を冷やす重要性を説明した。昨夏の甲子園では“美白王子”で有名になった、慶応の丸田湊斗外野手が日焼け止めクリームを塗っていた話題もピックアップ。専門家は「日焼けは火傷と同じ。日焼け止めを塗ることによって、疲労防止やパフォーマンスの改善にも役立ちます」と説明した。

 講座では実際に首を冷やしたり、実験データを示しながら正しい日焼け止めクリームの塗り方を説明。腕には弧を描くようにクリームを塗り広げ、顔には眉毛も含めてムラ無く塗るように指導した。1年前から日焼け止めクリームを使用している東和生遊撃手(1年)は「甲子園での丸田選手を見て、日焼け止めを使い始め、朝と昼に塗っています。昔は試合が終わると、赤くなっていましたが、今は日焼けで痛くなることも無くなりました」と話す。

 現在の野球部員94人中、半数以上が日焼け止めクリームを使用しているという。高校入学後から使っている池田球児中堅手(2年)は「肌が弱いので1日、2~3回塗っている。野球部なのに肌が白いと言われます。いろんな種類があるので、自分に適したものを探したい」と話せば、“不使用派”の橋都理央三塁手(2年)は「正直、今までは面倒で日焼けしてもいいと思っていたが、明日から日焼け止めを付けます。ツヤツヤのきれいな肌で甲子園に行きたいです」と笑顔を浮かべた。

 暑熱順応のため、昨夏の大会前にはサウナに行って熱中症も予防。試合中のベンチ内では、首や手のひらをアイシングしたり、しっかりと水分補給を行ってきた。「今年もサウナに行きたい。自分は足がつりやすいですが、走り込んだり、常に水分を補給したい」と池田中堅手。万全の暑熱対策で、9年ぶりの夏甲子園を引き寄せる。(中田 康博)

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