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中村部屋「2部制稽古」が本格始動 午前はTシャツ短パン姿、隅田川沿い瞬発系トレ 午後はまわしを締め土俵で相撲

スポーツ報知 / 2024年6月20日 19時49分

隅田川沿いの高架下でトレーニングした中村部屋の力士たち(カメラ・大西健太)

 大相撲の二所ノ関部屋から独立し、移転先の東京・墨田区で名古屋場所に向けて動き出した中村部屋が20日、朝稽古が主流の角界では異例の「2部制稽古」を本格スタートさせた。

 午前10時半頃から始まった第1部では、部屋近くにある隅田川沿いのJR線高架下へ歩いて移動。力士はTシャツ短パン姿でトレーニングに臨んだ。ラダーやミニハードルを置いて、ダッシュやもも上げの運動を行う瞬発系のトレーニングで汗を流した。師匠の中村親方(元関脇・嘉風)は「自分の体をコントロールするのが狙いで、相撲を取ること以外でのアプローチを試みています」と狙いを語った。

 昼食を挟んで、午後3時半から始まった第2部では、まわしを締めて部屋で相撲を取る稽古を行った。これまで行ってきた四つに組んだ状態から相撲を取る独特の稽古に加えて、自分より軽い相手を突き離す稽古も行った。

 稽古終えて、幕下・宮城は「人数も少なくなったので、回転率も良くなって、トレーニング量が増えた」と説明。普段はあまり汗をかかない新十両の嘉陽にも大粒の汗が見られ「気持ちいいですね。充実しています。これに慣れて強くなりたいです」と、“新しい様式”の稽古に手応えを見せた。(大西 健太)

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