「２４時間テレビを私たちは続けたい」水卜麻美アナが謝罪と決意表明 今年も放送「信頼を取り戻せるよう」

「２４時間テレビ」の総合司会を務める水卜麻美アナ

　日本テレビは２０日、毎夏恒例のチャリティー番組「２４時間テレビ４７」（８月３１日、９月１日）を今年も放送することを同局系「ＺＩＰ！」「ＤａｙＤａｙ．」などで発表。昨年１１月に系列局の元幹部が寄付金を着服したことについて、総合司会の水卜麻美アナウンサー（３７）が謝罪し、番組継続への決意を語った。

　水卜アナは生放送で着服行為に触れ「皆様からの信頼を裏切ってしまう行為です。改めて心よりお詫（わ）びを申し上げます」と謝罪。「皆様が作ってくれた２４時間テレビを私たちは続けたいです。信頼を取り戻せるよう必死に考えて伝えてまいりたい」と声を震わせながら語りかけた。

　今年のテーマは「愛は地球を救うのか？」。１９７８年の第１回から２４時間テレビのスローガンに掲げてきた「愛は地球を救う」を初めて外した。また、チャリＴシャツのデザインはスタジオジブリの宮崎吾朗監督が担当し、犬のイラストに「Ｗｉｌｌ　Ｌｏｖｅ　Ｓａｖｅ　ｔｈｅ　Ｅａｒｔｈ？（愛は地球を救うのか？）」の文字があしらわれている。水卜アナは「『愛は地球を救うのか？』このテーマを私たちは自問自答し、２４時間テレビを再スタートします」と決意を新たにした。