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高い相手へのサーブの重要性再確認 古賀&石川の両アウトサイドに負担か もっとミドル攻撃を…ヨーコ・ゼッターランドさん

スポーツ報知 / 2024年6月21日 5時35分

ヨーコ・ゼッターランドさん

◆バレーボール ▽ネーションズリーグ女子決勝大会 準々決勝 日本3(25―21、25―21、25―22)0中国(20日、タイ・バンコク)

 準々決勝で、世界ランク7位の日本は同6位の中国を3―0で破り、準決勝進出。この大会では初となるメダルに王手をかけた。主将の古賀紗理那(28)=NEC=が両チーム最多22得点でけん引。チーム2位の14得点を挙げた石川真佑(24)=ノヴァーラ=がマッチポイントからスパイクを決めた。22日の準決勝は、パリ五輪1次リーグ(L)で同じB組の世界ランク1位・ブラジルと対戦する。

 * * * * *

 中国はパリ五輪を見据え、メンバーを総入れ替えしたため、個人技をつなぎ合わせたようなチームだった。ただ高さはあり、日本にとってはその対策をテストするには格好の試合だった。その意味では、もっとミドルを使い、クイックや時間差攻撃を見たかった。

 五輪本番まで、あと1か月あまり。実戦は残り少ない。この中国戦では、中央からの攻撃を、使い倒すくらいやっても良かったのではないか。これは使えるがこれはいけないと、判断もできた。第2S、途中交代でサーブを効果的に決めた宮部が、第3Sも先発で起用されたが、ほとんど打つ場面がなく残念だった。

 古賀がバックアタックを相手ひとりにブロックされる場面があったが、ミドルの攻撃があるのではないかと警戒していると、ああいう形でブロックには跳んでこない。古賀、石川の両アウトサイドにも負担がかかっているようにも見える。サーブはスピードがあり、全体的に走っていて、守りを崩していて良かった。高さのあるチームには、サーブが大事だということを再確認できたのではないか。(元米国代表、92年バルセロナ五輪銅メダル・ヨーコ・ゼッターランド)

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