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大谷翔平の2年ぶり先頭打者本塁打でドジャース逃げ切り 21号でリーグ単独トップ浮上、あすエンゼルス戦

スポーツ報知 / 2024年6月21日 6時45分

◆米大リーグ ロッキーズ3―5ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦にスタメン出場し、2年ぶり7本目となる先頭打者本塁打で、リーグ単独トップに浮上する21号先制ソロを放つなど、3打数1安打1打点2四球だった。5試合連続の打点は自己最長タイ。チームは2番のスミス、3番のフリーマンにも本塁打が出て、ロッキーズを破った。

 試合開始は気温33度と汗ばむ陽気だった午後1時10分のプレーボール直後だった。カウント2ボール1ストライクから、先発左腕・ブラックの89・1マイル(約143・4キロ)シンカーを振り抜くと、中堅手が目いっぱい手を伸ばしてジャンプしたわずか上を越える、飛距離427フィート(約130メートル)の先頭弾だった。先頭打者本塁打は22年5月22日以来2年ぶりで、2試合ぶりの21号で、20本塁打のオズナ(ブレーブス)を抜き去って一気に単独トップに躍り出て、自己最長タイの5試合連続打点もマークした。

 ロバーツ監督は試合前、ベッツが離脱となって大谷を4試合連続で1番起用した意図について「デフォルト。他に誰もいない」と説明し、「彼は完璧だ。前にも(1番を)やっている。スイングは良くなっている。彼はやるべき事だけをしっかりやっている」と状態の良さに太鼓判を押していた。大谷も前日19日(同20日)の試合後に1番での出場については「あまりそこまで意識はしないように。一番変わるのは1打席目だと思うので、そこさえしっかりリズムよく入れれば十分仕事になるんじゃないかなと思います」と話していた。

 1点リード、2回2死一、三塁の2打席目は四球を選んで出塁。3点リードとなった4回1死走者なしの3打席目は空振り三振に倒れた。5点リードの6回無死一塁の4打席目は、2番手右腕・モリーナと対戦して捉え切れなかった中飛。3点リードの8回2死一塁では、一塁走者のテーラーが二盗を決め、2死二塁でカウントが1―1となったところで今季2つ目の申告敬遠で出塁したが、得点にはつながらなかった。

 ドジャースは大谷の先頭弾で先制すると、3回にはパヘスとバルガスの適時打で2点を追加。4回には2番スミス、3番フリーマンの2者連続弾でさらに2点を奪ってリードを5点に広げた。だが、6回には先発ストーンが1死満塁のピンチを迎えて降板すると、2番手のトライネンがケーブに2点適時打を浴びて3点差に迫られた。8回にはベシアがマクマーンにソロをあびて2点差。それでも救援陣が踏ん張って逃げ切った。12連戦10試合目で連戦中は6勝4敗となった。

 あす21日(同22日)からは本拠地のドジャースタジアムに戻って、大谷の古巣・エンゼルスと2連戦。大谷は「もちろん楽しみにしています」と心待ちにしていた。

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