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ロバーツ監督が大谷翔平の1番起用成功にニンマリ「翔平は絶好調が続いている」 先頭弾で打線着火

スポーツ報知 / 2024年6月21日 7時35分

◆米大リーグ ロッキーズ3―5ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦にフル出場し、2年ぶり7本目となる先頭打者本塁打で、リーグ単独トップに浮上する21号先制ソロを放つなど、3打数1安打1打点2四球だった。5試合連続の打点は自己最長タイ。チームは2番のスミス、3番のフリーマンにも本塁打が出て、ロッキーズを破った。

 プレーボール直後の1打席目。カウント2ボール1ストライクから、先発左腕・ブラックの89・1マイル(約143・4キロ)シンカーを振り抜くと、中堅手が目いっぱい手を伸ばしてジャンプしたわずか上を越える、飛距離427フィート(約130メートル)の先頭弾となった。先頭打者本塁打は22年5月22日以来2年ぶりで、2試合ぶりの21号で、20本塁打のオズナ(ブレーブス)を抜き去って一気に単独トップに躍り出て、自己最長タイの5試合連続打点もマークした。

 ベッツが左手骨折で離脱してから4試合連続で1番に起用されている大谷。全試合で安打と打点をマークし、チームも3勝1敗と波に乗っている。試合前に大谷1番起用を「デフォルト。他に誰もいない」と説明し、「彼は完璧だ。前にも(1番を)やっている。スイングは良くなっている。彼はやるべき事だけをしっかりやっている」と状態の良さに太鼓判を押していたロバーツ監督も「翔平は絶好調が続いている」とニンマリだった。

 これまではベッツ、大谷、フリーマン、スミスで主に1~4番を形成していたが、その後は大谷、スミス、フリーマン、T・ヘルナンデスがメイン。この試合では1~3番の3人がそろって本塁打を放つなど、大谷が切り込み隊長として存在感を見せる新打線が機能している。

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