【宝塚記念】ベラジオオペラは戦闘モードで大一番へ 陣営「いい兆候が出てきています」

戦闘モードに入っているというベラジオオペラ

◆第６５回宝塚記念・Ｇ１（６月２３日、京都競馬場・芝２２００メートル）＝６月２１日、栗東トレセン

　大阪杯からのＧ１連勝を目指すベラジオオペラ（牡４歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア）は朝一番の坂路を軽快に駆け上がった。その後の厩舎では洗い場から馬房へ戻る時に後ろ脚を大きく上げ、元気いっぱいのアクション。「競馬（が近いの）を分かっていますね。戦闘モードに入っています。徐々にという感じで、いい兆候が出てきています」と月野木助手は満足そうにうなずく。

　２０日に発表された事前発表馬体重では前走から１８キロ増。しかし、月野木助手に全く不安な様子はない。「太いとかではなく、実がついてきています。こんなに食べる馬ではなかったし、力強くなっています」。成長を遂げた姿で、再び快走を見せる。