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石川遼が64で単独首位 パー4イーグルも「ミスショットなので恥ずかしい」3年ぶり予選トップ通過

スポーツ報知 / 2024年6月21日 18時6分

第2ラウンド後に会見に応じる石川遼(カメラ・高木恵)

◆男子プロゴルフツアー  プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 第2日(21日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、3打差6位から出た大会実行委員長の石川遼(カシオ)が1イーグル、6バーディー、ボギーなしの64をマーク。通算14アンダーの単独トップに浮上した。予選ラウンドトップ通過は2021年フジサンケイクラシック以来約3年ぶり。22年三井住友VISA太平洋マスターズ以来となるツアー19勝目を目指す。

 前半13番パー4で、“想定外”のショットインイーグルが飛び出した。112ヤードからの第2打。54度のウェッジを振り抜き、すぐに肩を落とした。左にひっかけるミスショット。しかし、石川の悲壮感あふれる姿とは対照的に、グリーン付近ではギャラリーの大歓声がとどろいた。左奥8ヤード付近に落ちた球は、そこから手前へと転がりカップに消えた。「たまたまそこに傾斜があった。めちゃくちゃキックが良かったっていうのが全て。ミスショットなので恥ずかしい」と苦笑いだった。

 ABEMAで生配信中の今大会で、石川は予選ラウンド2日間、後半9ホールをピンマイクを装着してプレーするというツアー史上初の試みに挑戦した。「僕としてはすごくいい刺激になっている。日常をやっている感じではあるんだけど、緊張感もある。ゴルフ観戦が面白いと思ってもらえたらうれしい」。緊張感を好プレーにつなげた。

 この日も風、距離、マネジメント、グリーン上のラインやタッチなど、佐藤賢和(よしかず)キャディーとの臨場感あふれるやりとりを、マイクを通してファンに届けた。興味深いフレーズの数々も、石川にとっては日常だ。1番でフィニッシュポーズを取りながら「うすし」(当たりが薄い)とつぶやいた第2打は、ピン手前8メートルにショート。2番は5メートルのバーディーパットのラインを読み違え、自分に言い聞かせるように「耐えですねー」と口にした。6番パー5ではライが悪い左バンカーからの第2打を、警戒していた右ラフへ。「最悪です…あちゃー」。ピンチ一転、6メートルをねじ込みバーディーとした。

 切り返し時のシャフトの角度に違和感を覚えながらも、連日の好スコアをマークした。「割とコースの攻め方だったり、ゲーム運びだったりっていうところをうまくやれているかなっていう感じ」。グリーン上も25パットでまとめた。ショットに関しては第1ラウンドと比べると「少し修正できた」。週末に向けて「基本的には、やることは何一つ変わらない。ちょっと修正したいところはあるので、少しでもいい状態にして明日回りたい」と冷静に語った。

 首位で出た金子駆大(こうた、フリー)は68で回り、13アンダーの1打差2位に後退。22歳の下家(しもけ)秀琉(すぐる、エレコム)がこの日のベストスコア62をマークし、初日に続いて66だった田中裕基(名阪急配)と12アンダーで並んで3位につけた。

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